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つれづれ讀書メモ、讀書の愉しみ
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無題

 久々に晴れたので、本屋へ行くと、「映画芸術」のバックナンバーがたくさん放出されていた。「小川徹追悼特集」だの、「デイレカン10年特集」だのを立読みしてきた。

 また、ちくま文庫の棚を見ると、山田風太郎の「明治もの」全巻が復刊されていた。とりあえず、関川夏央の新刊(といっても文庫)が紹介していた『エドの舞踏会』だけ買った。『幻燈辻馬車』などは、河出で出たのを持っている。忍法帖の短篇全集は、ちくま文庫で揃えている。

 帰宅後、新書をまとめて読む。竹内節子『陰謀論にダマされるな!』、日垣隆『手作り弁当を食べてる場合ですよ』、成毛眞『実践! 多読術』。佐藤優ではないけれど、成毛氏も「功利主義者」だなあ、と実感。街の小さな本屋だとか、古典だとかにもわりと否定的、というか(もっとも佐藤氏は古典も「功利主義」の立場から読むようだけど)。それに、古本や小説を読んでいるヒマはない(引用は必ずしも正確ではない)、といったようなカゲキなことも書く。
 しかし、古本が新刊の橋渡しになるのもこれまた確か。
 最先端の科学やら経済学やらにしか食指が動かないというのならば知らず、歴史、風俗、文化、ことば、等々に少しでも興味があるなら、すべからく古書店を巡るべし、というのが私の持論。
 一方、松岡正剛氏のように、古典も新刊も読み漁る、という人もいて、そういう人たちは、いったいどうやって時間を捻出しているのかと思う。今のところ割とひまな私でさえ、そんなに読めないというのに!!
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